サウサンプトン行き接近と報道のラムズデール、クラブ間合意には程遠い状況…それでも交渉は継続
アーセナルからの移籍を目指しているイングランド代表GKアーロン・ラムズデール(26)だが、移籍に近づいているとされるサウサンプトンはまだまだ遠い位置にいるようだ。 ラムズデールは、シェフィールド・ユナイテッドでのパフォーマンスが評価され、2021年8月にアーセナルへと完全移籍。ドイツ代表GKベルント・レノの控えだったが、チームが開幕から全く勝てずにいると、インターナショナル・マッチウィーク明けからミケル・アルテタ監督はラムズデールを起用。日本代表DF冨安健洋ら新戦力と共にチームの復調に貢献。そのまま正守護神となった。 足元の技術に優れ、ビルドアップを含めた攻撃への関与でチームの力となっていたラムズデールだったが、2023年夏にスペイン代表GKダビド・ラヤが加入。すると、程なくしてポジションを奪われ、完全に控えの立ち位置となってしまった。 大きく出番を減らす一方で、イングランド代表としてのキャリアも考えるラムズデール。今夏の移籍市場では、アーセナルは売却を目指しているとされ、ラムズデールも出場機会を求めて退団を望んでいるとされている。 そんな中でウォルバーハンプトンが獲得を狙っていたが、レンタル移籍での獲得となり、アーセナルは望まず。アヤックスも買い取れる資金がないためにレンタル移籍を望んだが、こちらも金額が遥か離れている状況として拒否されていた。 そんな中、サウサンプトンが獲得に近づいているという報道がある中、イギリス『スカイ・スポーツ』は全く近づいていないと報道。ただ、話し合いは続けているとした。 『スカイ・スポーツ』によれば、サウサンプトンは獲得の可能性を見出そうとしており、以前からアーセナルと交渉を続けているとのこと。ただ、金額面の開きがかなりあり、獲得に近づいているという事実はないようだ。 一方で、サウサンプトンはGKの補強を目指しており、ラムズデール以外にも4、5人候補がいるという。 出場機会を与えられていないものの、ミケル・アルテタ監督はラムズデールを高く評価。2026年夏までの契約もあり、安価で売却するつもりは毛頭ないようだ。
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