大阪府警「バイク寺」で交通安全 「ハーレー和尚」も呼びかけ
秋の全国交通安全運動が始まるのを前に、大阪府警豊能署は16日、「バイク寺」として知られる大阪府能勢町の本瀧寺で安全運転を呼びかけた。イベントでは、自身もバイクに乗ることから「ハーレー和尚」とも呼ばれる野間秀顕副住職(50)が「バイクは楽しく走る最高のツールだが、油断は大敵」と話した。 山に囲まれた本瀧寺は全国から多くのツーリング客が訪れるなど、日本唯一の「バイク寺」として親しまれている。イベントに参加した、毎週末バイクに乗るという大阪市の男性は「改めて身を引き締めて運転しようと思った」と語った。 昨年の府内の交通事故による死亡者は148人で、うち36人がバイクによる事故だった。