高病原性「鳥インフルエンザ」三豊市の養鶏場で確認 24時間態勢で約7万羽の殺処分進む【香川】
岡山放送
高い病原性を持つ鳥インフルエンザが、11月7日、三豊市の養鶏場で確認されました。岡山・香川では今シーズン初めてで、香川県は防疫措置のため、飼育されている約7万羽の殺処分を進めています。 (8日)午前10時過ぎ、鳥インフルエンザウイルスが確認された養鶏場です。防疫用の作業服を着た県の職員などが採卵用のニワトリ約7万羽の殺処分を進めています。この養鶏場では7日、死んだニワトリが増えているのが見つかり、県の遺伝子検査の結果、高い病原性を持つH5亜型のウイルスが確認されました。 殺処分は、7日午後10時から24時間態勢で行われていて、10日までかかる予定です。現在約1万2000羽の殺処分が終わっています。殺処分したニワトリは穴を掘って埋めることにしています。 またこの養鶏場から半径10キロ以内にある101の養鶏場に対してニワトリやタマゴの搬出や移動を制限する措置を取っています。 今シーズン養鶏場での鳥インフルは、10月から全国で5例と相次いでいて、岡山・香川では初めてです。
岡山放送