【TOP BRIGHTS】反則蹴り受けた松嶋こよみがダウトベックの左ヒジにTKO負け
TOP BRIGHTS 1 2024年1月21日(日)群馬・オープンハウスアリーナ太田 【写真】倒れた松嶋にダウトベックはパウンドを連打 ▼第4試合 フェザー級 ×松嶋こよみ(日本)14勝7敗 [1R 4分41秒 TKO] ※左ヒジ 〇カルシャガ・ダウトベック(カザフスタン)14勝3敗 松嶋は、2023年7月の『DEEP 114 IMPACT』で、2018年4月のPANCRASEでのISAO戦以来、5年3カ月ぶりに日本マットに参戦。劉獅と68kg契約で対戦し、1R1分54秒、右ストレートでダウンを奪い、サッカーキックでTKO勝ち。得意のテイクダウンを見せずに勝利していた。 ONE Championshipでタイトルマッチを戦うなど活躍した松嶋は、2022年の「ROAD TO UFC」で不可解な判定で敗れた後、再びUFC参戦を目指し、欠場した元UFCファイターのガブリエル・シルバの代替選手の劉獅と68kg契約で対戦し、114秒KOで一蹴している。 対するダウトベックは、2018年9月の『RIZIN.13』で朝倉未来と対戦し、判定負けもフィニュシュさせなかったMMA13勝3敗のカザフスタン戦士。サウスポー構えで朝倉の左の蹴りをキャッチしての左ストレートで朝倉をダウンさせ、足をさばいてサイドポジションを奪っている。 ボクシング、シラットベースのMMAファイターで、2023年9月の前戦では、元UFCのディエゴ・ブランダォンを左の強打でわずか35秒、パウンドアウトに下している。今回、5年4カ月ぶりの日本マット参戦となる。 1R、サウスポー構えのダウトベックとオーソの松嶋。中央を取るダウトベック。低い構えの松嶋は、右ミドルを空振り。ダウトベックは左前蹴りもバックステップの松嶋。 圧力をかけるダウトベックに左右を突く松嶋。低いバックキックの松嶋に、軸足払いのダウトベックは、松嶋が転んだところにサッカーキックも反則。中断。 松嶋のダメージはいかに。ダウトベックにイエローカード。再開。右の蹴りと右を突いた松嶋。松嶋のダブルレッグにボディを合わせに行くダウトベックだが、頭が当たったか後方に倒れたダウトベック。すぐに立つ。 互いにロー。入りに跳びヒザを狙う松嶋は右ハイも。ダウトベックの左にバランスを崩し尻もちを着いた松嶋。後ろ蹴りのダウトベック。 左右の下段蹴りは松嶋。右ハイは空振りに、詰めるダウトベックは左ボディ! 一瞬動きが止まった松嶋だが、右の三日月蹴りに。 その蹴り足を掴んだダウトベックは足を右に流すと、左ヒジ! 後方に倒れた松嶋にダウトベックはパウンドを連打し、レフェリーが間に入った。 ダウトベックが1R 4分41秒、TKO勝ち。「皆さんありがとうございます。(サッカー)キックはごめんなさい。対戦相手の方も反則にご理解いただきありがとうございます。一緒に戦っていただきありがとうございます」と語った。
ゴング格闘技