菅原由勢、悔しさをピッチで晴らしてインドネシア戦MVPに「スタメン外れ悔しかった。他の人に矢印を向けそうな時もあったが…」
日本代表のDF菅原由勢がインドネシア代表戦後、フラッシュインタビューで試合を振り返った。 【動画】インドネシア vs 日本代表 | 詳細 日本代表は15日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第5節でインドネシア代表と対戦。強い雨が降る中、大観衆のインドネシアサポーターが詰め掛けたスタジアムで始まった試合、日本は35分に鎌田大地のクロスから相手OGを誘って先制する。続く40分には三笘薫のアシストから南野拓実の得点で2点リードして試合を折り返した日本は迎えた後半、49分に守田英正のゴールで加点。その後、69分に途中出場の菅原由勢が4点目を挙げた日本が4-0で快勝した。 最終予選5試合で勝ち点13とした試合後、4得点目を挙げるなど62分からの途中出場ながらプレイヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれた菅原は、投入時の指示について、「得点を重ねていましたが、インドネシアが素晴らしい立ち上がりを見せていた中で、その流れを断ち切ってほしいと。相手も得点が欲しく、前がかりになっているところを抑えて、その裏のスペースを突いてほしいとの指示でした。素晴らしい指示のおかげで得点が取れました」と監督やスタッフ陣に感謝。さらに、厳しいレギュラー争いの中、この試合でようやく最終予選初出場を果たした菅原は、これまでの悔しさをピッチで晴らせた喜びを語った。 「最終予選が始まってから自分自身、悔しい思いを今日これまでしてきました。今日も自分がスタメンではなく悔しかった。そういう気持ちが僕の原動力になっています」 「自分に対する苛立ちや他の人に矢印を向けそうなときもありましたが、サッカー選手なのでピッチに立って自分を証明することが日ごろの結果につながってくると思っていました。今日も途中出場から結果を残してやろうという気持ちでした。まずは結果を残せて良かったです。監督を含め、選手やサポートしてくれていた方々がモチベーションを上げる言葉をくれていたので、全員に感謝したいです」 そして、次戦の中国戦に向けては「勝ち点3だけが必要。今日の勝利は忘れて次に向けて集中したいです」と抱負を語った。 グループCの首位を快走する日本はこの後、19日に行われる第6節で中国代表とのアウェイ戦に臨む。