三重ホンダヒート、2026－27年シーズンめどに宇都宮市を活動拠点に／リーグワン
ラグビー・リーグワン1部の三重ホンダヒートは19日、チームの活動拠点を宇都宮市に移すことを決めたと発表した。移転時期は2026－27年シーズンを目指している。 三重ホンダヒートは1961年に鈴鹿製作所のクラブとして創設し、60年以上にわたって鈴鹿市を中心に活動してきた。昨年、チーム活動の一層の強化とファン拡大を目指し、チームの所属をHonda本社（東京・港区）に変更。1部昇格初年度の昨シーズンは12チーム中11位で回った入れ替え戦の結果、残留を決めた。24－25年シーズンが12月に開幕する中、3年後の日本一を目指し、大きな決断を下した。 前田芳人ゼネラル・マネジャーは「今回の決断は、過去を振り返ってもチーム史上最も大きな出来事であると認識している。リーグワン所属のチームは、企業のスポーツクラブという枠組みを超え、より事業性や収益、地域社会貢献、企業PRなどが求められる時代となり、今後、継続的、発展的にチームが力を発揮するために移転を決めた」などとコメントした。拠点移転後も、三重県内では試合をはじめ普及イベント開催での地域交流などを継続して行っていく方針という。
