【バドミントン】「自分がやることをどれだけ徹底できるかだと思っていた」西本拳太が2回戦進出<熊本マスターズ2024>
昨年から新たに日本で始まったBWFワールドツアー・熊本マスターズジャパン(Super500/熊本県立総合体育館)。男子シングルス1回戦で大林拓真に2-0で勝利した西本拳太のコメントを紹介する。 ――ストレートで勝利した手ごたえは? 結果的に、両ゲームとも終盤に抜け出せてよかったです。経験が生きたかなと思います。 ――第1ゲームは風下になるエンドだった 打たれても取ろうという気持ちと、相手に気持ちよく打たせないようにしようと工夫することを徹底できたと思います。相手の特長と、自分のできること、風上と風下でできること、やるべきことを考えて、自分がやることをどれだけ徹底できるかだと思いました。65~70点くらいの出来。所々でいい球を打たれたので、出していく球の高さはもう少し気をつけないと、この後に戦う選手にはやられてしまう。そこは課題です。 ――第2ゲームはシャトルが飛ぶ方のエンド。終盤に追い上げられた 飛ぶ方でしたけど、多分、1回もバックアウトをしていないと思うので、コントロールできていたと思います。でも、もう少し後ろまで使えたかもしれないので、1回ミスしてもいいやという気持ちで使ってもよかったかもしれません。しっかりと後ろを使えないと、強い相手には本当に打たれて決められてしまうので。 ――ワールドツアーファイナルズ出場もかかる戦い (誰かの結果を)待っている立場ではないので、自分がどれだけ勝てるか。本当に一つひとつ、やるべきことをやって、しっかり準備していきたいと思います。
取材・文・写真/平野貴也