萩生田光一氏、垂れ幕は “自民党公認” 消した跡、小池都知事に応援要請も返事なし…支持者愕然の “みじめすぎる末路”
《絶対に負けられない戦い!最後まで駆け抜けます!》 裏金問題で自民党の公認が見送られた萩生田光一元政調会長の公式Xが、公示日の15日、更新された。政治部記者がこう明かす。 【写真あり】あわてて消した?「自民党公認」の文字 「公式Xアカウントは9月から投稿が開始され、ほぼ毎日、昼食が投稿されています。ラーメンやチャーハンといった炭水化物中心の食事が垣間見えますね。 石破茂首相のラーメン好きは有名ですが、萩生田さんがとくに好きだとは聞いたことがありません。強面・剛腕・番長といったイメージが強い萩生田さんを、親しみやすいキャラクターに近づけるためのメニューが、選挙区である八王子のご当地食のひとつであるラーメンなのかもしれません」 さらに、演説では、ある “異変” が目撃されている。 「選挙カーから『はぎうだ光一』と名前の書かれた垂れ幕を垂らしているのですが、本当はその横に『自民党公認』といった文字が書かれていたようなんです。 今回は公認を受けていませんから、上から白い紙を貼り付けてその文字を消してありました、さらに、垂れ幕を垂らす位置が、選挙カーの看板に書かれた『自民党』という文字を覆うような位置でした。自業自得ですが、みじめすぎる末路ですね」(参加した支持者) 一方、刺客候補とされる元ジャーナリストで立憲民主党公認の有田芳生氏には、かつて党籍をはく奪した日本共産党が、異例の自主支援をすることが決まっている。 「ほかに、国民民主党公認の浦川祐輔氏、日本維新の会公認の佐藤由美氏ら4人が立候補する野党乱立になったことが唯一の救いでしょうか。 ただ、これまで野党候補の比例復活も許さない完勝を続けてきた萩生田陣営としては、まったく楽観視できない状況です。それもあって、保守派ジャーナリストの櫻井よしこ氏や故安倍晋三元首相夫人の昭恵氏など、大物の選挙区入り支援も予定されているそうです」(政治担当記者) しかし、萩生田氏がいま応援を切望するのは別の人物だという。 「小池百合子東京都知事ですよ。萩生田さんは都連会長として、先の東京15区補選では小池知事の都民ファーストの会推薦候補者の乙武洋匡さんを支え、さらに、八王子市長選では元都局長で小池氏の側近だった初宿和夫市長を自公推薦候補にしました。 こうした “貢献” の見返りという意味はもちろんありますが、萩生田さんがなんとか取り戻したいのが公明党の婦人票です。 萩生田氏は2022年に報じられた統一教会幹部との面談問題があり、公明党の支持母体である創価学会員から “裏切り者” 扱いされています。 周知のとおり、学会婦人部は最強の集票組織と言われ、同選挙区では4万票を持っていると言われます。婦人部と関係のいい小池さんの応援が入れば、学会側も態度を和らげて応援してくれるかもしれない……という狙いです。 ところが、小池さんサイドからはまったく返事がないようです。陣営関係者は『このままじゃ、俺は落ちるぞ』と萩生田さんのボヤキが止まらないと話しています」(同) ここに来て頭を下げるなら、最初から裏金を記載しておけばよかったのに……。