ドラマ『厨房のありす』制作発表記者会見に登壇した（左から）木村多江、永瀬廉、門脇麦、大森南朋、前田敦子

　1月21日よりスタートの門脇麦主演ドラマ『厨房のありす』（日本テレビ系／毎週日曜22時30分）の制作発表記者会見が15日に行われ、門脇、永瀬廉（King & Prince）、前田敦子、木村多江、大森南朋らキャスト5人が撮影秘話を語った。 【写真】永瀬廉、エプロン姿を披露！　ドラマ『厨房のありす』キャラビジュアル 　本作は、超マイペースな天才料理人ありす（門脇）が、過保護な父・心護（大森南朋）に見守られながら、みんなの心をおいしいごはんで温めるハートフル・ミステリー。 　記者会見は、ありすが営む小さな料理店「ありすのお勝手」のセットで行われた。5人は、レトロで温かい雰囲気が漂う、本作を象徴するようなこのセットで、会見開始早々から和気あいあい。門脇は、「人と接するのが苦手なありすのために、厨房からお客さんを観察する小窓が作られていたり、ありすの好きな“うさぎ”がいろんな所に隠れていたり、隅々までスタッフの方々の愛情が詰め込まれています」と紹介。 　さらに、膨大なセリフとの格闘について「脳みそが爆発しそうで、初めてセットで撮影した時に化学式をバーッとしゃべるシーンで鼻血が出ちゃったんですよ」と衝撃の告白。永瀬は「麦ちゃんは、本番になると一切かまなくなるんです。麦ちゃんのすごさを感じます」と絶賛。 　永瀬が演じるのは、「ありすのお勝手」で働き始める謎の青年・酒江倖生。「倖生がどういう目的で『ありすのお勝手』に来たのかは、徐々に明かされていきます。過去にいろいろと抱えている役なので、どこまで言っていいのか…」と、今後の展開をうかがわせる。 　おいしい料理の数々も注目ポイントの本作。撮影に使われる料理がおいしく、料理を作る調理場が門脇と永瀬のお気に入りの場所なのだとか。「入り浸っているんです。ずっとあそこにいるよね？」と門脇が言えば、「楽屋をあそこにしてほしいと言ってるんですよ。撮影でいただくご飯がおいしいのが楽しみでもあるし、元気をもらっています」と永瀬。 　一方、大森は「料理は、お芝居の中でいただいています。僕は永瀬くんみたいにはみ出したマネはしていないです（笑）」と“大人”のコメント。永瀬は「はみ出してたんですか、僕!?」と気付いて驚きながらも「昼休憩中に、スタッフの皆さんがご飯の準備をしている目の前で食べているんで…迷惑かな？　でも、この状況が楽しいので、このままはみ出していきたいです（笑）」と語る。 　最後に、門脇は「不器用な愛すべき登場人物たちが人を理解しようと努力すること、他者と向き合い、寄り添い合い、支え合い、生きていこうとして頭と心をいっぱい使っている人たちが、たくさん出てくるドラマです。人と人とが関わっていくことは、そういう日々の努力の積み重ねなんだなと演じる私自身が痛感しています。『おいしいご飯を好きな人と食べたい』と思っていただけるドラマになるよう、キャスト・スタッフ一同、毎日一生懸命撮影していますので、楽しんでいただけたら」と呼びかけた。 　ドラマ『厨房のありす』は、日本テレビ系にて1月21日より毎週日曜22時30分放送。