「りくりゅう」三浦璃来&木原龍一ペア、GPシリーズ第1戦で優勝 三浦「次に向けて改善できるところを見つけられた」【スケートアメリカ】
◇19日 フィギュアスケート グランプリ(GP)シリーズ第1戦・スケートアメリカ第2日 ペアフリー(米テキサス州アレン) ◆エキシビションで演技する「りくりゅう」ペア【写真】 昨季世界選手権2位の三浦璃来(22)、木原龍一(32)=木下グループ=が合計214・23点で優勝した。スケートアメリカは初制覇で、GPシリーズの優勝は2022~23年シーズンのファイナル以来通算4勝目。ショートプログラム(SP)1位で臨んだフリーは1位の136・44点をマークした。 最終8番滑走で登場した「りくりゅう」ペアはスピードに乗った演技を展開し、まずは冒頭のツイストリフトをしっかり決めた。続く3回転トーループからのサイド・バイ・サイドの3連続ジャンプはミスが出てGOE(出来栄え点)の減点を受けたが、続く高さのあるリフトで2・40点の加点を得てカバーした。 スロージャンプは3回転ループで三浦が転倒したが、3回転ルッツは成功し、GOEで1・51点の加点を獲得した。また、リフト、ペアコンビネーションスピン、デススパイラルは全て最高のレベル4でまとめて、2位に12・50点という大差をつけた優勝につなげた。 演技を終えた2人はホッとした表情で握手し、優勝インタビューで木原は「2年ぶりにGPシリーズに出場できて、こうして優勝することができてうれしく思います」と喜びを語った。次戦は第4戦・NHK杯(東京)で、三浦は「次に向けて改善できるところを見つけられることができたので、2週間で改善していけたら」と日本開催の大会をしっかり見据えた。 (写真はAP)
中日スポーツ