新型コロナ、インフル拡大 三重県、先月23―29日の感染状況
三重県は8日、新型コロナウイルス感染状況(先月23―29日)を公表した。1医療機関あたりの新規感染者は平均6人で、前週から8%の増加。5週連続で増えた。 県によると、1日あたりの新規感染者数は前週より30人ほど多い350人と推計される。先月29日までの1週間で基幹定点の9医療機関に新規入院した患者は59人で、前週から2人減った。 保健所管内別の1医療機関あたり新規感染者は桑名10・8人▽四日市3・2人▽鈴鹿5・5人▽津4・45人▽松阪5・25人▽伊勢7・36人▽伊賀6・63人▽尾鷲3・5人▽熊野2・5人―となった。 インフルも前週から40%増加 また、先月29日までの1週間でインフルエンザと診断された患者は1医療機関あたり平均61・9人で、前週から40%の増加。八週連続で増加し、警報レベル(30人以上)にある。 感染症対策課は「新型コロナとインフルエンザの感染者は引き続き増加傾向にある。年末年始の人流増もあり、さらに拡大する恐れもある。感染防止対策を徹底してほしい」としている。