【特集】20年目!村井知事に聞く「時には批判を受けながらも政策を進める理由は?」単独インタビュー〈宮城〉
村井知事の政策については「評価する」と「評価しない」がともに「4割弱」と、拮抗する結果となった。 県がどの方向に進むのか、予算や条例など知事の政策をチェックする役割を担う県議会。 県議会 高橋伸二議長 「議員側の意見も真摯に耳を傾けてくれるし宿泊税についても当初提示された内容からは大幅に議員の主張に寄り添ってもらっている」 一方、県議会の野党最大会派「みやぎ県民の声」の坂下賢会長です当選回数を重ねたいま、村井知事は政策の進め方に強引さが目立ってきたという。 みやぎ県民の声 坂下賢 会長 「トップダウン形式の非常に強引な姿勢が強くなってきていると思う。だんだん当選を重ねるに従ってそういうのが強くなってきているのでは。ものごとを決めてから説明するというのが今までのやりかたになってました。やっぱり改めてもらいたい」
時には批判を受けながらも政策を進める理由は?
県民から批判を受けることもあるなか、なぜ政策を推し進めるのか。 その真意について、村井知事は次のように語った。 村井知事 「私、松下政経塾の出身なんですけど松下幸之助さんが政治は経営だと。税金をいくらでもいただければいいということはなくて、なるべく税金を使わないような小さな政府、小さな行政」 県の支出を減らし民間の力を活用しながら将来への投資を進める「小さな政府」を目指してきたという村井知事。 将来を見据える政治姿勢はときに県民のいまの生活に負担を強いるようにも映る。 それでも、そのスタンスを変えることはないと語った。
宮城の将来を考えたら批判を受けてもやらなければ
村井知事 「私もバカじゃないので、病院問題に首突っ込んだら大変だ、批判される、重々わかっていたし、宿泊税もやらなければ別に誰もわからないやっぱり今後の日本の将来、宮城の将来を考えたら批判を受けてもやらなければ、やれるのは知事じゃないとできない。一歩先に手を打とうと思うとどうしても説明不足と批判を受けてしまうこれはやむをえないですけどじくじたるものがある」 Q6期目というのは? 「まだわかりません」 Q国政というのは? 「まだわかりません」