元カメルーン代表MFソングが現役引退「子どもの頃は裸足で……」「奇跡を起こしたと思った」 アーセナルやバルセロナなどに所属
【欧州・海外サッカーニュース】元カメルーン代表MFアレクサンドル・ソングが、現役引退を発表した。 A・ソングは14日、自身の公式インスタグラムで現役引退を発表した。 現在36歳のA・ソングは、公式インスタグラムで次のような声明を発表している。 「シューズを脱ぐ時が来たのは、とても悲しいことだ」 「僕の旅は、子どもの頃にヤウンデでシューズも履かず、固い砂利の上を裸足で遊んでいた頃から始まり、成功するための強さと勇気を与えてくれた」 「フランスに渡り、バスティアでプレーしたとき、僕は奇跡を成し遂げたと思った。でも、これは始まりに過ぎず、僕の旅はアーセナルとバルセロナという世界有数のクラブへと続いた。妻、子供たち、家族、友人、代理人、コーチ、そしてもちろんチームメイトたちのおかげだ」 「もちろん、チャールトン、ウェストハム、ルビン・カザン、シオン、アルタ・ソラール7も、僕の心の中にいつまでも残り続ける。母国を代表する選手として60試合以上出場できたことも、大きな誇りだった。一生心に残るたくさんの素晴らしい思い出に恵まれていると感じている」 「最後になるけど、これまで応援してくださったファンの皆さん、本当にありがとう」 「またすぐに皆さんにお会いできることを願っています」 元カメルーン代表DFで、現在同国代表を率いるリゴベール・ソング監督を叔父に持つA・ソングは、アーセナルやバルセロナといったビッグクラブに所属。バルセロナ時代は主力になれずベンチを温めることも多かったが、ラ・リーガ1回(2012-2013シーズン)、スーペルコパ・デ・エスパーニャ1回(2013)制覇を経験した。2020年11月には、ジブチ・プレミアリーグのアルタ・ソラール7に加入。今季まで同クラブでプレーしていた。