錦織圭、15日開幕のバルセロナOP欠場「残念ながら大好きな大会でプレーできない」
男子テニス元世界ランキング4位で現在355位の錦織圭(ユニクロ)が11日、自身のX(旧ツイッター)を更新。主催者推薦で出場を予定していたバルセロナ・オープン(OP、15日開幕・スペイン)を欠場すると発表した。英語で「残念ながら今年予定していたバルセロナでプレーすることはできなくなった。大好きで、素晴らしい思い出がある大会なのでとても残念。ツアーに戻れるよう、チームとともにハードワークを続けます。サポートに感謝します」とつづった。 錦織は左膝の故障からマイアミOPで約8か月ぶりに実戦復帰した。1回戦で敗退後「クレーのシーズンでは通常のツアーに出たいと思っている」と意欲を示していた。同大会は14年決勝でラファエル・ナダル(スペイン)から第1セットを先取したものの負傷で途中棄権したほか、15、16年に準決勝進出と相性が良く、クレーシーズンのスタートとしては絶好の場だったが断念せざるを得なかった。 翌週のマドリードOP(22日開幕・スペイン)に主催者推薦で出場予定。マドリードOPと一部日程が重複している、ツアー下部大会、クレディ・アグリコルOP(30日開幕、フランス・エクスアンプロバンス)にもエントリーしている。イタリア国際(5月8日開幕・ローマ)にはエントリーしていない。全仏OP(5月26日開幕・パリ)まで、どう日程を組み立てていくのか注目される。
報知新聞社