荒川区長に無所属新顔の滝口氏 自公推薦候補破る 20年ぶり新区長
10日に投票があった東京都荒川区の区長選は11日に開票され、前都議で無所属・新顔の滝口学氏(54)が、いずれも無所属で新顔の前区議の町田高氏(50)=自民・公明推薦=と共産党荒川地区委員長の茂木正道氏(70)=共産推薦=を破って初当選した。目黒、港に続き自民が推した候補は区長選で3連敗となった。投票率は38・57%(前回31・85%)、当日有権者数は16万9606人だった。 【写真】当選の知らせを聞いて支持者たちと喜ぶ滝口学氏(左)=2024年11月11日午前10時40分、東京都荒川区、中山由美撮影 滝口氏は当選の知らせを受けて「これから期待に応えていかなければいけない。私一人の力では足りない。皆さんと一緒に新時代の荒川をつくっていきたい」と述べた。
朝日新聞社