強制わいせつ教諭に実刑判決 懲役1年2月「反省の態度が一切うかがわれない」 休み時間に女性児童の胸や下腹部触る 一貫して無罪主張
FBC福井放送
勤務先の坂井市内の小学校で、女子児童の胸や下腹部を触ったとして、強制わいせつの罪に問われていた教諭の判決公判が17日、福井地裁であり、德井隆一裁判官は「反省の態度が一切うかがわれない」として、懲役1年2か月(求刑懲役2年)の実刑判決を言い渡しました。 判決を受けたのは、福井市木田の小学校教諭見附史教被告(60)です。見附被告は去年、勤務先の坂井市内の小学校で、授業の自由時間や休み時間に、女子児童の胸や下腹部を服の上から触るなどわいせつな行為をしたとして、強制わいせつの罪に問われていたものです。 判決理由で德井裁判官は、触った箇所は胸や下腹部といった性的意味合いの強い部分で「精神的苦痛と恐怖が大きかったのは想像に難くない」と述べました。 見附被告は逮捕段階から容疑を否認し、弁護側も一貫して無罪を主張していました。 判決を聞いた被害児童の父親は。 ■被害女児の父親 「正直、無罪になるのではないかと不安があったので、実刑となってホッとしている。(娘が)前に言ったのは“お父さん私なんで頑張るのかというと私の年下の女の子がこういう被害に絶対にあってほしくないから私頑張るんや”と。今回の事件に限らず、今までやってきたこと全てを認めて償ってほしい」 なお、弁護側は即日控訴しました。