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　２０２２年、大手牛丼チェーン店で自分の口に入れた箸を使って共用の容器に入った紅しょうがを食べ、業務を妨害した罪などに問われた男の裁判で大阪地裁は１５日、実刑判決を言い渡しました。 起訴状などによりますと嶋津龍被告（３５）は２０２２年９月、大阪市住之江区にある牛丼チェーン「吉野家」で自分の口に入れた箸を使って紅しょうがを共用の容器から直接口にかき込み、清潔な食品の提供を不能にさせたとして威力業務妨害などの罪に問われています。 嶋津被告が紅しょうがを食べる様子がＳＮＳで拡散され、事件が発覚しました。 これまでの裁判で嶋津被告は起訴内容を認め、検察は懲役３年６ヵ月を求刑していました。 １５日の判決で大阪地裁は「被害店舗に与える悪影響を顧みない身勝手で悪質な犯行である」として、自宅で大麻を栽培した罪と合わせて懲役２年４ヵ月、罰金２０万円の実刑判決を言い渡しました。