亡き親友の無念を晴らすため立ち上がる、中国ドラマ「花の告発」配信決定
中国ドラマ「花の告発~煙雨に仇討つ九義人~」(原題「九義人」)が3月6日にU-NEXTで独占先行配信スタート。レンタルDVDが5月3日より順次リリースされる。 【動画】中国ドラマ「花の告発~煙雨に仇討つ九義人~」予告編(他6件) 本作は、亡き親友の無念を晴らすために立ち上がった女性を軸に展開する復讐劇。若い女性たちが弟子として住み込みで働く繍坊・煙雨繍楼(えんうしゅうろう)で師匠・呉廉(ごれん)から性被害を受けたと弟子の1人・藺如蘭(りんじょらん)がある日、役所に訴え出る。しかし、刺繍の達人として皇太后にも作品を気に入られている呉廉は、地元の有力者である寧国公(ねいこくこう)夫人に守られており、藺如蘭は非業の死を遂げることに。7年後、徐(じょ)家の夫人が亡くなりそのあとを継いだ孟宛(もうえん)は、優れた知恵と采配を見せ、寧国公夫人のお気に入りとなる。実は彼女は煙雨繍楼の元弟子で藺如蘭の親友だった。かつて藺如蘭と同じつらい経験をするも彼女を助けられなかったことを悔いる孟宛は、7年もの間、呉廉に罪を認めさせるための復讐計画を練ってきた。そして彼女は計画を手助けしてもらえる仲間をひそかに集め、大胆な行動に打って出る。 「となりのツンデレ王子」のウー・チェン(呉倩)が孟宛、「太陽と月の秘密~離人心上~」のフー・イーシュエン(胡意旋)が藺如蘭を演じ、リー・ジアハン(李佳航)が孟宛の心強い仲間となる元捕頭・劉薪(りゅうしん)、チャオ・ジェンユー(喬振宇)が悪の限りを尽くす刺繍の師匠・呉廉に扮した。 原作となった李薄繭(リー・バオジエン)による時代小説「九義人」は、敬愛していた大人から性被害を受けて心を支配されていく少女の“実話をもとにした”と記された台湾のベストセラー小説「房思琪の初恋の楽園」と、同書を書いて亡くなった作者・林奕含(リン・イーハン)へオマージュを捧げた作品。ドラマは、7年前のストーリーと孟宛が復讐を始める現在のストーリーが1話ずつ交互に描かれていく構成となっており、大手レビューサイトdoubanでは2月20日時点で7.9点を獲得している。現在YouTubeでは予告編が公開中だ。 (c)Tencent Technology (Beijing) Co., Ltd