沢村一樹“湯川”が停職処分に…橋本環奈“円”に「調べて欲しいことがある」と依頼<トクメイ!警視庁特別会計係>
橋本環奈主演のドラマ「トクメイ!警視庁特別会計係」(毎週月曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)の第8話が12月4日(月)に放送となる。 【写真】橋本環奈“円”クレープを手にニッコリ ■経費から事件解決に導く 同作は、経費から事件解決の糸口を見つける新しい警察エンターテインメント。緊縮財政を強いられた警察組織は、かねて警視庁のお荷物所轄と呼ばれる万町署で、捜査費などにメスを入れる“経費削減”テストを行うことを決めた。そんな経費削減の“特別命令(トクメイ)”を背負って本庁から派遣された特別会計係の女性警察官・一円(はじめまどか/橋本)だったが、そこで待ち受けていたのは無駄な器物破損やいかがわしい情報屋との交流、使途不明な経費などがまかり通ってきた所轄署のひと癖もふた癖もある個性豊かな刑事たち。「捜査に金は必要だ!」と話す刑事たちと、時にぶつかり合い時に協力して、次々と起こる事件を解決へと導いていく。 ■前話をおさらい 11月27日放送の第7話では、1億円を拾ったハラン人のノッカー・ウォール(小久保寿人)がビルの階段から転落する事件が発生した。高額な通訳費に頭を抱える円のもとに、ノッカーと知り合いだという奈倉幸子(筒井真理子)がやってきて、無報酬で通訳を買って出る。救世主が現れ喜ぶ円だったが、実はノッカーは、特殊詐欺の運び屋として利用されていて、幸子の本当の顔が明らかとなった。 また、警察組織を脅かす謎の人物・Xの捜査を独自に進めていた円は、これまでの被害者が元警察官僚の政治家・小田切誠(堀川りょう)の近くにいる人物だと突き止める。さらに、万町署の金庫で保管していた1億円が消えるという衝撃の結末に、「次回がめちゃくちゃ気になる」「後半に向けて大きな展開が始まりそう」といった声が寄せられた。 ■第8話あらすじ 注目の第8話では―― 万町署の金庫から、現金1億円が盗まれた。金庫の管理責任者だった須賀(佐藤二朗)は懲戒処分が濃厚となり、円は心配でたまらない。そんななか、脅迫者Xと接触する可能性がある西尾伸介参事官(隈部洋平)を尾行していたさゆり(松本まりか)たちが、あるデータを入手。そこには、不可解な映像と、元警察官僚で政治家の小田切誠が、新聞記者の芹沢詩織(石井杏奈)と電話でやりとりしている音声が入っていた。さらに詩織は、小田切に呼び出されたその晩に転落死していて…。 詩織の死を事故に見せかけた殺人事件だと疑う湯川(沢村一樹)は、データの出どころである西尾の元へ向かい、Xとの関係を追及しようとする。しかし、その様子を何者かが物陰から見ていて、しばらくすると、Xのリークで西尾が抱えていたスキャンダルが明るみに出る。Xによって辞職に追い込まれた警察官はこれで10人。その正体をつかめずいら立つ榊山官房長(福井晶一)は、万町署の未来を案ずる円に、ある提案を持ちかける。 その頃湯川は、本丸ともいえる小田切の元へ乗り込み、揺さぶりをかける。その無礼な振る舞いはすぐさま警察上層部の耳に入り、湯川は停職処分になってしまう。問題が起きればトカゲの尻尾切りのように所轄の人間が責任を負わされ、保身のためなら罪をも見逃す。金銭や出世を見返りに、現場の警察官を駒として使う警察幹部や政治家たち。一連の騒動で、榊山から特命を受けた自分もまた、警察幹部の駒だと思い知った円は、万町署を守るため、経費20%削減という本来の仕事を成し遂げようと、ある秘策を思いつく。 ――という物語が描かれる。 ■万町署に危機が訪れる 公式ホームページなどで見ることができる予告動画では、円は「須賀さん一人が、消えた1億円の責任をとって警察を辞めるなんて…」とつぶやくシーンからスタート。円は、Xを見つければ須賀が責任をとらずに済むと気付き、X特定の手掛かりになりそうなものをさゆりが手にする。 一方、湯川はキーマンとなる新聞記者の事件を調べるも、署内で停職を言い渡され「俺が?何で?」と納得のいかない様子。そして、湯川は円に「調べて欲しいことがある」と告げ、調べ物をする円は「見つけた」と何かを発見。動画の最後には、不運で有名な円に対して、湯川が「運が良かったよ俺たちは。お前がいてくれて」と話す場面も。視聴者からは、今後の万町署の行く末や、Xの正体が気になる声が寄せられている。