巨人・阿部監督「どれだけ打たれてもいい、チャレンジしろ」来年3・15ドジャース戦、若手投手へ「いい経験」
巨人の阿部慎之助監督(45)が12日(日本時間13日)、優勝旅行先のハワイで、大谷翔平らを擁する世界一軍団とのガチンコ勝負を宣言した。3月15日に予定されるドジャースとのプレシーズンゲーム(東京D)について言及。勝ちにいくか聞かれ「もちろんそう。その日のベストのメンバーでいく」と予告した。 今季ワールドシリーズを制したドジャースと日本で対戦できる。阿部監督は「夢のような話だよね。いろんなすごい選手を見られるのも勉強。いい選手がいっぱいいるから」と学びの場として期待。大谷以外にもベッツ、フリーマンら超一流が並ぶ。チケットのプラチナ化は必至で、異次元の注目度が予想される。 3月28日の開幕戦、ヤクルト戦(東京D)の2週間前とあって、ドジャース戦の先発投手はローテーションの兼ね合いで流動的だ。その上で「若い選手になると思う。いい経験だし、こんな試合はなかなかできないから」と示唆。大谷は日本での開幕シリーズは打者専念の予定だが、西舘が登板すれば花巻東対決となる。 井上、横川、堀田ら登板の可能性がある投手にも、打者・大谷との真っ向勝負を求める。「どれだけ打たれてもいいけどチャレンジしていけって言う。日本のピッチャーはいいんだぞっていうのを見せつけられる機会だし」。自信をつける大きなチャンスだ。 ハワイ優勝旅行にも飛躍を目指す若手が多く参加している。スーパースターとの真剣勝負が成長の糧になる。(片岡 優帆)
報知新聞社