JR東日本東北はTDKを撃破し都市対抗本大会へ王手…社会人野球
◆社会人野球◇都市対抗2次予選東北大会 supported by 仙台ターミナルビル株式会社 ▽準決勝 JR東日本東北4―3TDK(9日、きたぎんほか) 準決勝2試合が行われ、七十七銀行とJR東日本東北(ともに仙台市)がともに2年連続出場へ王手をかけた。JR東日本東北は3番・菅野赳門(たもん)二塁手(27=駒大)の決勝犠飛でTDK(にかほ市)に4―3で競り勝った。決勝は11日に岩手・きたぎんボールパークで行われる。 主軸にふさわしい働きをみせた。3―3の9回1死満塁から、JR東日本東北・菅野が決勝の左犠飛。少し浅い当たりだったため「(三走の)冨田(日南登)がよく走ってくれた」と仲間に感謝した。この日3打数2安打1打点、2度ホームを踏む活躍に「自分の仕事をやるだけでした」と振り返った。 先月の都市対抗1次予選など、これまで主に1番に入っており、「(3番になったのは)最近です」と明かす。配球などに違いを感じながらも今大会は2戦連続で打点を挙げるなど、持ち味の巧打でチームに貢献。西村亮監督(49)も「苦しいところでやってくれることは、何番に置いても期待している」と話した。 七十七銀行との決戦へ、「ミスをしないとか簡単にアウトにならないとか、やるべきことをしっかりやる」と意気込んだ菅野。昨年に続く第1代表の座は譲らない。
報知新聞社