レヴァンドフスキ、“世界最高のWG”と評した17歳ヤマルに助言「2、3年後のことではなく…」
バルセロナに所属するポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキが、チームメイトのスペイン代表FWラミン・ヤマルについて語った。26日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』がコメントを伝えている。 弱冠17歳にして名門バルセロナの主軸として活躍しているヤマル。6歳で同クラブの下部組織に加入すると、“ラ・マシア”きっての逸材として注目を集め、昨年4月に「15歳と290日」でトップチームデビューを飾る。迎えた昨シーズンはクラブの“レジェンド”シャビ・エルナンデス監督の下で右ウイング(WG)の定位置を確保し、チーム内2位となる公式戦50試合に出場。通算7ゴール10アシストを記録するなど攻撃陣を牽引した。 今夏に就任したハンジ・フリック新監督の下でも、ここまで8試合の出場で4ゴール5アシストと躍動し、先月はラ・リーガの月間最優秀若手選手賞を受賞。17歳にしてバロンドール候補30名にも名を連ね、その市場価値はすでに1億2000万ユーロ(約191億円)とも報じられている そんな“神童”の活躍は、欧州屈指のストライカーから見ても規格外のようだ。かつてドルトムントやバイエルンでプレーし、現在はバルセロナの得点源として活躍しているレヴァンドフスキは、存在感を増し続けるヤマルを「彼は世界最高のウインガーだ」と絶賛。その上で、同選手の今後のキャリアに向けて次のような言葉を送った。 「彼は17歳でこれから非常に長いサッカーキャリアが待っている。重要なことは、どのようにキャリアをスタートさせるかではなく、どのように終えるかということ。あるいは、2年後や3年後のことではなく、10年後や15年後にどうなっているかということだ。15年後の彼はまだ32歳だしね。僕は彼が長いキャリアを通じてより強くなってほしいと願っている。地に足を付けて進み続けて欲しい」
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