特急「やくも」新型車両デビュー初日「線路内に人が立ち入った」お祝いムードに水差す「撮り鉄」トラブルも
山陰中央テレビ
山陰と岡山を結ぶ特急「やくも」の新型車両の運行が4月6日からはじまりました。一方、沿線のお祝いムードに水を差すトラブルも起きています。 司会: 「それではテープカットです、どうぞ」 6日午前、出雲市駅で開かれた記念セレモニー。 テープカットのあと、地元の和太鼓グループによる演奏の中、新型車両が岡山に向け出発しました。 新型車両は、島根県の宍道湖の夕日やたたら製鉄などをイメージしたブロンズ色が特徴です。 途中、米子駅では地元高校生の演奏による出迎えもありました。 鳥取県・平井知事: 「やくも新型は、“は・やくも(早くも)”人気者です」 見に来た人: 「酔わないと言われているので乗って見て確かみたいです」 「子どもたちと一緒に乗ったらゆったりと長旅が出来るのかなと思います」 新型車両の運行は1日15往復のうち6往復12便で初日の6日はほぼ満席ということです。 一方、このお祝いムードに水を差すトラブルも…。 田中祐一郎記者: 「こちらの男性、線路のすぐ近くでカメラを構えています」 JRによりますと、午前11時ごろ、伯備線近くの住民から「根雨駅と武庫駅の間で線路内に人が立ち入った」という情報が寄せられました。 現場を確認したところ異状はありませんでしたが、安全確認のため電車が現場付近を速度を落し通過したことにより最大約15分の遅れが発生しました。 現在は通常運行に戻っています。
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