【バレー】JVLがV1女子金沢大会の特別無料配信とギフティングサービスを用いた募金を実施。PFUは能登半島地震復興支援プロジェクトを開始
一般社団法人ジャパンバレーボールリーグ(JVL)は、「令和6年能登半島地震」に対する支援の一環として、1月20日と21日に石川県・金沢市総合体育館で実施されるV.LEAGUEの公式戦を特別に無料で配信することを決定した。同時に、配信上でJVLへのギフティングを実施する。寄せられたギフティングはV.LEAGUEの各会場で実施している募金活動と合算して、JVLより全額日本赤十字社へ寄付するという。 金沢大会の会場においては、主催クラブであるPFUブルーキャッツと協議し、大会中に地震が発生した場合の安全ならびに避難経路の確保をしており、参加チームの安全な移動手段確保の見通しもついていることから、実施できる状況であると判断した。周辺地域ではまだ余震が続くなど予断を許さない状況が続いていることから、引き続き状況を注視し、安全を最優先に判断を行っていきたいとしている。 配信およびギフティングはスポーツギフティングサービスの「Engate」にて行われる。Engateは無料会員登録が必要。詳細はJVL公式サイト内の以下のページへ。URLは、https://www.vleague.jp/topics/news_detail/22940
一方、金沢大会ホームのPFUブルーキャッツは令和6年能登半島地震復興支援プロジェクトを開始。「がんばろう能登 がんばろう石川」のスローガンを掲げ、継続した復興支援活動を行っていく。始動となる1月20日・21日の⾦沢⼤会においては、チャリティグッズの販売(収益は被災地に全額寄付予定)、PFUブルーキャッツ所属選手によるJVL・令和6年能登半島地震災害支援募金活動の呼びかけを行う。 髙相みな実主将のコメントは、以下の通り。 この度は、令和6年能登半島地震で被害に遭われた皆様に心からお見舞い申し上げます。 地震があった1月1日、私自身も石川県に滞在しており、大きな揺れを経験しました。私たちのホームタウンであるかほく市も被害にあいました。また、ホームゲームや強化合宿が行われた輪島市、近隣の市が被災してしまったという光景を目の当たりにし、大きなショックを受けました。 このような状況下の中でも、バレーボールができる、そして試合ができる環境があることに改めて感謝しています。 今、私たちにできることはバレーボールを通して、少しでも石川県の皆様に元気をお届けすることだと思っております。 微力だと思いますが、私たちが今できることを全力で全うしていきます。 そして、珠洲市や輪島市、七尾市などで開催したバレーボール教室で出会った小学生、中学生、高校生の皆さん、また一緒にバレーボールをしましょう! このプロジェクトやバレーボールを通して、多くの方々の手助けが出来るように精一杯頑張っていきたいと思います。
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