【365日軽バン生活!?】お洒落キャンパーに学ぶ「ヴィンテージ、ミリタリー、バンライフ」こだわりのキャンプスタイル傑作選
コロナ禍以降、アウトドアの立ち位置が変わり、InstagramやYouTubeによってその多様化したスタイルが拡散された。いまどきのキャンプスタイルは、マニアを虜にするほど魅力にあふれていた。そんな今、押さえておくべき基本スタイルとはどのようなものなのか? 今回は「ヴィンテージ、ミリタリー、バンライフ」の異なる3スタイルの魅力を、3組のお手本キャンパーから学ぶ。 【画像】「ヴィンテージ、ミリタリー、バンライフ」お洒落な人のキャンプスタイルを詳しく、写真を見る(全12枚)
いまどきキャンプスタイル①「ヴィンテージスタイル」
古いギアだけでなく最新でもレトロ風なアイテム、ノスタルジックな家庭用品でキャンプサイトをクラシカルに演出。 <お手本キャンパー> 柳川順子さん アウトドアへ行くクルマもヴィンテージカーを使用。夫婦andワンコ、ヴィンテージスタイルが好きな仲間とグループキャンプを年に25回程度楽しむ。お気に入りはせせらぎオートキャンプ場とアマナユキャンプ場。 「ヴィンテージギアの魅力は100年くらい前の製品が、いまでも普通に使えるということ。味わいがあり、ストーリーや歴史を感じさせるところも気に入っています。持っているほとんどがヴィンテージギアですが、一番のお気に入りはワーゲンバス。キャンプサイトのポイントは自然に溶け込むように心がけているので、グリーン・ブラウン系の色が多くなります」 ヴィンテージの木製チェアはキャンバス地のヤレ感がいい風合い。日常から離れた自然の中で、趣味性の高いギアに囲まれたキャンプは癒やしを与えてくれる。
いまどきキャンプスタイル②「ミリタリースタイル」
実際に陸軍で使用されている軍用品だけでなく、デザインやテイストを模したギアやファッションをキャンプに取り入れたスタイル。 <お手本キャンパー> 榊原洋平さん キャンプ歴は約8年。キャンプするシーズンはオールシーズン。特に冬が多く、年間20~30回はキャンプに行く。その6割はソロで、4割はグループキャンプ。お気に入りは福島県の天神岬オートキャンプ場。 「タープは影が濃い幕男を使っています。チェアは通常より大きいタクティカルチェアLが座りやすくてお気に入り。ポップアップシェルターテントを蚊帳として使用しているので、タープ泊でも虫の心配がありません。ギアにかける1カ月の予算は、気持ち的には1万円(笑)。キャンプの魅力は、自分の好きなところで自分の好きなモノに囲まれて過ごせることですね」 キャンプサイト作りのこだわりは、アイテムをすべてミリタリー色でまとめていること。金属色のギアはサイトにマッチするように自家塗装で仕上げることもある。