MC番組『東大王』が9月打ち切りへ 山里亮太、蒼井優と結婚5年1児のパパが迎えた正念場 複数レギュラーに逆風
■『あざとくて何が悪いの?』はプライム帯から深夜枠へ
山里がMCを務めるバラエティ番組『あざとくて何が悪いの?』(テレビ朝日系)は、一時はプライム帯で放送されるなど存在感を放っていたが、現在は深夜枠に移動している。 『あざとくて何が悪いの?』は2019年9月に金曜午後23時15分枠でスタート。2022年10月には土曜午後9時55分のプライム枠へ昇格。ところが、2022年4月からは日曜午後23時55分枠へ、2023年10月からは金曜午前0時45分(木曜日深夜)からの放送となった。 「田中みな実さん(37)と弘中綾香アナ(33)がレギュラー出演していたときは勢いがありましたし、話題になることも多かった。しかし、昨年9月に2人が番組を卒業。以降はさらに深い時間に追いやられ、かつての勢いはまったくありません。 さらに、山里さんMCの『東大王』(TBS系)も、この9月の改編期での終了で調整に入っています」(前出の広告代理店関係者) ヒロミ(59)と山里がMCを務める『東大王』は2017年4月にスタート。知の最高峰とされる東京大学在学生で組織された「東大王チーム」と「インテリ芸能人チーム」が競い合うクイズバラエティ番組だ。 「東大生×クイズというかけ合わせが面白く、伊沢拓司さん(30)や鈴木光さん(25)などの『東大王』発のスターも誕生。彼らに憧れる中高生も多かった。しかし、開始から7年が経ち今や目新しさもなくなってしまいました。 MC山里さんが悪いわけではありませんが“オワコン化”してしまったのではないかと。数字も全く振るっていません」(前同)
■『東大王』の視聴率は壊滅的
テレビ各局は13~49歳のコア視聴率を重視しているが、4月17日の『東大王』のコア視聴率は1.6%、5月1日は1.9%だった。また、5月22日には『東大王』と『ワールド極限ミステリー』の合体SPが午後7時から4時間にわたって放送されたが、前半部のコアは1.3%、後半部は1.7%という数字となった。 ゴールデン帯の番組とは思えない壊滅的な視聴率になってしまっている『東大王』に対しては、 《東大王、つまんない 最近つまらないと思ってたけど今日は特に》 《東大王を見てるけど、「世」や「卵」の書き順という簡単なものに時間をかけすぎ…。つまらない…》 といった厳しい声もX(旧ツイッター)には寄せられている。 「ゴールデンの番組、しかも4時間特番でコア1%台というのは即打ち切りレベル。4月以降は放送回数自体が減っていましたが、いよいよ9月に打ち切りになるそうです。 現在のTBSのバラエティ番組の編成を総括する担当者は、山里さんのように大手プロダクションの吉本興業に所属するタレントの番組であろうと忖度しない人物。 かまいたちなど人気芸人が集結しているバラエティ番組『ジョンソン』の今秋終了報道も出ましたが、同様に結果が伴っていない、数字が取れない番組はどんどん切っていく方針で、『東大王』もそれで終了となるそうです。たしかに、最近の視聴率では“アウト”でしょうね」(前出の広告代理店関係者) 『東大王』の9月終了についてTBSに問い合わせたものの、期限までに回答はなかった。 家族のためにも今まで以上に稼いでいかないといけない状況にある山里だが、複数のレギュラー番組が振るっておらず、ここにきてタレントとしての踏ん張りどころを迎えているようだ。
ピンズバNEWS編集部