香川高生が県内最高賞 情報セキュリティーコン、標語で齊藤さん、ポスターで郡田さん【宇部】
情報処理推進機構主催の第19回「ひろげよう情報セキュリティーコンクール」で、宇部フロンティア大付属香川高生活デザイン科2年の齊藤心美さんが標語部門、同1年の郡田眞紅(まあか)さんがポスター部門で、県内最高賞となる優秀賞を受賞した。 同コンクールは、情報セキュリティーに関する意識の醸成を目的に開催。国内の小・中・高校またはそれに相当する学校、高専に在籍する20歳以下の児童・生徒を対象に、標語、ポスター、4こま漫画、活動事例の4部門で作品を募集。県内からは標語、ポスター、4こま漫画の3部門に合計54点の応募があった。 齊藤さんの受賞作品は「考えて 打ち込む前に 読む人を」。所属するパソコン部の活動として取り組んだ。SNSでは誰もが簡単に書き込みができてしまうことに対し、相手の気持ちを考えてほしいという思いを込めた。受賞を喜び「SNSでは安易に書き込んでしまいがちなところを戒めるきっかけになれば」と話した。 郡田さんは夏休みの課題として制作。「インスタグラムなどでフォロー申請を受けた人のすべてを知っているわけではないので、そこに多くの情報を掲載することの危険性を込めた。受賞は頑張った成果であり、うれしい」と喜びを語った。