エディーHCが4勝7敗の今季を総括 強豪に大敗も「現状が分かったことが糧」
ラグビー日本代表が26日、欧州遠征を終えて羽田空港に到着。エディー・ジョーンズHCが取材に応じ、今シーズンの代表活動を総括しました。 【画像】オールブラックスに挑むラグビー日本代表 およそ9年ぶりにエディーHCが代表に復帰して戦ったこの一年、世界ランキング13位(27日時点)の日本は欧州遠征では初戦でフランス(同4位)に12-52で完敗。第2戦でウルグアイ(同18位)に36-20で勝利しましたが、最終戦でイングランド(同7位)に14-59で敗れました。 今季のテストマッチは4勝7敗で負け越しとなり、ランキングで格上と言われるチームには勝利することができませんでした。エディーHCは会見でこの1年について「明らかになったのは、世界のトップ4と我々のチームにはギャップがある事。試合結果は残念で悔しいが、自分たちの現状、そして我々の目標とするところとのギャップがどういったところかが分かったことが糧である。それを埋めるためには、ハードワークをして粘り強くやり続けないといけない」と総括しました。 また、チームのテーマとして「超速ラグビー」を掲げて今季は新たに20人の選手が初キャップを獲得し、世代交代をすすめてきた日本代表をエディーHCは「アタックで世界一になる自信がある」と断言し「毎日1分1秒よりよいチームになるために切磋琢磨する」と2027年W杯オーストラリア大会に向けて時間をかけて進化していくことを示しました。