センバツ出場32校、29日に決定 選考委は初のオンライン開催
兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で3月19日に開幕する第93回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)の出場校が29日、初めてオンラインによる選考委員会で決まる。全国の候補校132校から21世紀枠4校を含む出場32校が選ばれる。 新型コロナウイルス感染拡大による昨秋の明治神宮大会中止で今大会の「神宮大会枠」が振り分けられたことから、21世紀枠は第85回記念大会(2013年)に並ぶ史上最多の4校が選出されることになった。全国9地区の候補校を「北海道、東北、関東・東京、東海、北信越」と「近畿、中国、四国、九州」の二つに分けて1校ずつを選出。残る7校から地域を限定せずに2校を選出する。残る5校は一般選考に回る。 一般選考の地区別の出場枠は、北海道1▽東北2▽関東4▽東京1▽東海2▽北信越2▽近畿6▽中国2▽四国2▽九州4。関東・東京は総枠6、中国・四国は総枠5のため、最後の1校はそれぞれ両地区を比較して選ぶ。【藤田健志】