朝倉未来のアイドルオーディションで早速“波乱” 田代まさしの娘も登場『Dark Idol』1~2話
2024年6月20日より新番組『Dark Idol(読み:ダークアイドル)』の放送がスタートした。 【写真】タイマンバトルに登場した田代まさしの娘 ファーストランキング1位に輝いたのは……? 『Dark Idol』とは、実業家・朝倉未来が「女性のセカンドチャンスを応援できるプロジェクトを新たに立ち上げたい」という強い思いの元スタートした企画。ABEMAに企画を持ち込んだことで実現。“正直に生き、同性に好かれるアイドル”がデビューするまでの過程を追うオーディション番組だ。 さらに、本番組にて誕生したアイドルのデビュー後は、FRUITS ZIPPERなどのアーティストを輩出するカルチャープロダクション「ASOBISYSTEM」が全面的にバックアップするなど、賛同者の豪華さも話題。 そんな『Dark Idol』の幕開けとなった1話、そして2話の模様を紹介しよう。 まず最初に、第一印象だけで40名をランキング化するファーストランキングが行われた。その審査員となるのは、アイドルファン150名。ファンを審査員とした理由について朝倉は「どういう人が売れるのかの視点がしっかりしていると思うので」とコメント。審査員たちは次々と登場する候補者に1点から10点をつけ、その合計点数で競った。その基準はシンプル「このアイドルたちを応援できるか」である。 そして、このランキングを元に行われた1st Stageがタイマンバトルである。タイマンバトルとは、1位と40位、2位と39位……とランキングの上位と下位を歌、ダンス、フリーアピールの3ジャンルで1分間対決するというもの。なんとなくだが、プロデューサーを務める1分最強を決める総合格闘技大会『BREAKING DOWN』を彷彿とさせる。対戦形式について、朝倉は「第一印象が40位だけど1位に勝っちゃうみたいな(下克上)。僕は格闘家としてそういう世界で生きてきたんでね、そういう厳しさみたいなものがあっても面白いんじゃないか」と自身が生きてきた格闘技の世界と重ねた。審査員は、会場に集まった観客を1票とするAudience、そして元AKB48の総監督・横山由依、新しい学校のリーダーズなどの音楽プロデューサーの松隈ケンタ、E-girlsの振り付け師・周平、そして朝倉だ。 1位に輝いたのは帰国子女として生きてきて、一流大学を卒業、芸能活動の経験もあり。しかし、誇りを持てることが1つもないという青山舞莉。40位は「自分が一番かわいい」と自称する彩紋めい。高校卒業後、韓国の大手事務所にいた経験を持っている候補者だ。 2人は青山が正統派なパフォーマンスを見せるとしたら、彩紋はとにかくアイドル性の高さでアピール。特に印象的だったのは、ダンスバトルでのこと。青山は野球のブラスバンド曲に合わせてチアリーディングを彷彿とさせるパフォーマンスをしたが、彩紋はSNSでも人気の楽曲FRUITS ZIPPERの『ハピチョコ』で会場を魅了した。この結果、審査員表は横山と朝倉が青山に投票、松隈と周平が彩紋に投票と2分。アイドルファンの1票が僅差で青山への票と決まったため、青山が次なるステージへと進めることになった。 しかし、結果として負けてしまった彩紋に対して松隈は「彩紋ちゃん、ぶっちゃけ1位で考えていたので、最下位と聞いてびっくりしたんですけど。特殊な環境でも振り切っている感じはいいなと思って、これに懲りず頑張ってほしいです」と評価した。 また、2話では同じくタイマンバトルに田代まさしの娘が登場したり、13位と28位の対決で下剋上が起こったりと見どころ満載。ただスキルがあるだけではなく、いかに「応援したい」と思わせるかが重要だということを改めて感じた。 次回の放送では、次なるステージへと進む20名が決定。果たして、どんな候補者が新たなストーリーを展開していくのか。注目だ。
於ありさ