【フィリーズ3－5ドジャース】＠ドジャー・スタジアム

2安打2打点の活躍で勝利に貢献したドジャースの大谷翔平（MLB Advanced Media）

　日本時間8月6日、ドジャースは本拠地ドジャー・スタジアムでのフィリーズ3連戦がスタート。その初戦は3回裏に一挙4点を奪って逆転し、5対3で勝利を収めた。ドジャース先発のタイラー・グラスナウは6回91球を投げて被安打5、奪三振9、与四球0、失点3の力投で9勝目（6敗）をマーク。4番手のダニエル・ハドソンが8セーブ目を挙げ、フィリーズ先発のアーロン・ノラは6回8安打4失点と踏ん張り切れず、5敗目（11勝）を喫した。 【動画】ドジャースの大谷翔平が34号ソロを放つ 　息子の退院に伴ってフレディ・フリーマンが戦列に戻ってきたドジャース。フリーマン復帰の一戦を見事に逆転勝利で飾った。2回表にブライソン・ストットのタイムリー内野安打などで2点を先制されたものの、3回裏にアンディ・パヘスのタイムリー二塁打、大谷翔平の犠飛、テオスカー・ヘルナンデスの24号2ランで一挙4点を奪って逆転。6回表に1点を返され、1点差となったが、8回裏に大谷が貴重な追加点となる34号ソロを放った。2点リードの最終回はハドソンが締めくくり、5対3で勝利。強豪フィリーズとの3連戦の初戦を制した。 　ドジャースの大谷は「1番・DH」でスタメン出場し、初回の第1打席はサードへのファウルフライに倒れたが、3回裏無死1・3塁の第2打席で2対2の同点に追いつくライトへの犠飛を放ち、5回裏の第3打席はライトへの二塁打のあとに三塁への盗塁に成功。8回裏の先頭打者として迎えた第4打席ではセンター左への34号ソロを放ち、3打数2安打2打点1盗塁の活躍だった。2試合ぶりのマルチ安打をマークし、今季の打撃成績は打率.309、出塁率.397、OPS1.028。史上初の「50－50」達成に向け、シーズン49本塁打＆46盗塁ペースとなっている。