パリ五輪銀メダル…見延和靖選手が国民スポーツ大会の福井県メンバーに 2009年の新潟国体以来
パリ五輪のフェンシング男子エペ団体で銀メダルに輝いた見延和靖選手(37)=福井県越前市出身、ネクサス=が8月30日、今秋の佐賀国民スポーツ大会(国スポ)に福井県選手団のメンバーとして出場すると表明した。開会式で旗手も務める予定。「スポーツを通じ、しっかり福井県を盛り上げられるように頑張りたい」と意欲を示した。 【写真】エペ団体で銀メダルを獲得した見延選手ら 同日に県庁で杉本達治知事と懇談し、メダル獲得の喜びなどと合わせて国スポ出場を報告した。県によると、見延選手の「チーム福井」入りは、法政大時代の2009年新潟国体以来。佐賀国スポのフェンシングは10月7~10日に行われ、「ふるさと選手制度」を利用し、成年男子エペ、フルーレに出場する予定。 記者団の取材に応じた見延選手は「福井県を『フェンシングのまち』として盛り上げていくためにも、国スポを通じて競技の魅力を発信したい。五輪の良い雰囲気を国スポに引き継いでいければ」と話した。 見延選手は新潟国体の成年男子エペで準優勝、同フルーレで3位入賞を果たした。05年岡山国体の少年男子フルーレ、07年秋田国体と08年大分国体の成年男子フルーレでも、それぞれ3位入賞している。
福井新聞社