ヘンリー王子

ヘンリー王子は2024年5月7日（現地時間）から、イギリスに一時帰国中。だが、父のチャールズ国王は憶測や噂ではなく“実際に”、多忙のため王子に面会する時間を取ることができないという。 【写真】カミラ王妃、ヘンリー王子の回顧録に「悩み、傷ついた」と親友が明かす 『テレグラフ』紙は、王子の広報担当者はこれについて、次のようにコメントしたと伝えている。 「残念ながら、国王はスケジュールが詰まっており、（公爵と国王の面会は）実現できませんでした。もちろん、公爵は国王に公務やその他の優先すべき多くの用件があることを、理解しています。そして、近く面会できることを願っています」 だが、国王がそこまで自身の息子を冷遇する理由は、どこにあるのだろうか――？ それは、どうやらカミラ王妃と関係があるようだとみられている。国王夫妻の友人がアメリカのニュースメディア『デイリー・ビースト』に明かしたところによると、王子が回顧録『Spare』のなかで、“ひどい言葉”でカミラ王妃を言い表したことを、国王夫妻はいまだに乗り越えられずにいるという。 夫妻の友人のひとりは、ヘンリー王子が「残酷な、相手を傷つけるような言葉」を使って王妃に対する気持ちを明かしたことが、王子自身を「非常に困難な状況に追い込んだ」と述べている。 「国王は息子たちを愛していますが、妻も愛しています。カミラ王妃がどれほど重要な存在かということは、ここ数カ月の間に明確に示されています。この間、王室全体を支えてきたのは王妃です」 「ヘンリー王子は公然と、王妃を軽蔑していることを明らかにしました。そして国王に、選ぶことを余儀なくさせたのです。それは、とてもばかげたことでした。夫妻はもうずっと前に、お互いを選んでいるからです」 「ウィリアム皇太子にも、非難する気持ちがありました。ですが、父親の選択を受け入れました。それとは別の決断を下し、継母を公然とひどい名前で呼んだヘンリー王子にとっての避けられない結果のひとつが、父親になかなか会えなくなることだったのです」 いっぽう、ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃の友人のひとりも、こう話している。 「チャールズ国王がヘンリー王子をお茶にも招かなかったのは、驚くにあたらないことです。聖書以来の世界的ベストセラーとなった本のなかで、王妃を『悪の源、計算高い女、嫌な女』と表現したのですから」 『デイリー・ビースト』はこのほかにも、バッキンガム宮殿の元職員のさらに辛辣なコメントを紹介している。 「バッキンガム宮殿にとっては、ヘンリー王子とメーガン妃は離れていればいるほど良いのです」 「今回の王子の帰国がどれほどの妨げになっているか、みてみてください。メディアは国王の公務復帰を報じるべきですが、それ以上に、39歳の男性とそのパパの問題を話題にしています」 ヘンリー王子がロイヤルファミリーと和解できるのは、まだ当分先のことかもしれない……。