15歳の寺田心、将来は「俳優業を続けながら動物に携わりたい」老犬ホームでボランティアも
俳優の寺田心が4月29日、都内で「いぬとねこ シニアのそなえプロジェクト」発表会に登場した。 【写真】15歳の少年らしい笑顔を弾けさせる寺田心 愛犬・愛猫が快適なシニア期を過ごすために、国産ペットフードメーカーのペットラインが立ち上げた「いぬとねこ シニアのそなえプロジェクト」。寺田は保護犬を含めた1~6歳の5匹の犬を飼う愛犬家で、老犬介護のボランティア活動にも取り組んでいることから、同プロジェクトのアンバサダーに就任した。 就任の感想を「僕自身もシニア犬と暮らしていた経験があるのですが、若い子は元気いっぱいでかわいくて、もちろんシニアもおっとりしていて本当にかわいい。若い子もシニアの子も大切な家族で、大切に大切に育てていきたいという気持ちを持っていたので、プロジェクトに共感する部分がとても多かった」と語る。 この日は来場者の親子や獣医師と共に愛犬・愛猫のシニア期について学ぶイベントにも参加。「シニアのいぬ・ねこの体験をしてみよう」というコーナーでは、ゴーグルやヘッドフォン、左手・左足におもりをつけて高齢ペットの体の変化を擬似体験し「(左足を持ち上げて)けっこうキツい。視界もほぼ見えてないですね。わんちゃんやねこちゃんがこんなにも大変になってしまうんだと実感できたので、本当に小さなことでも一つひとつ気にしてあげられたら」と述べた。
イベントの終盤では自身の愛犬の写真も公開。「うちには5匹のわんこがいまして一番最初に迎えたのがととくん(6)、ももちゃん(6)は保護犬なんですけど今年の6月にシニア1年生になります。ゆゆちゃん(5)もぽぽちゃん(5)も保護犬で、ろろくん(1)はやっと大人になったばかりの子です」と笑顔で紹介した。 将来は「俳優業を続けながら、動物に携わるお仕事に就くことができたらいいな」と夢をふくらませ、「自分が生まれた時にはすでにわんちゃんがいた状態だった。親しい存在というのもあるんですけど、自分の手で助けてあげられたらいいなと思っています」と明かした寺田。 現在も俳優業の合間を縫ってボランティア活動に励み「老犬ホームに行って少しお手伝いさせていただいている。自分の力でお散歩できない子もいるので、腰のあたりにタオルを巻いて足を持ち上げ、前足だけでも筋力をつける意味でお散歩だったり、お風呂だったり。身の回りのお世話を手伝わせてもらっています」と成長した姿を見せて報道陣を驚かせた。