ヨーロッパで相次いだ国際小包の出火は、ロシアが関与したアメリカやカナダで火事を引き起こすための予行演習だった可能性が浮上しています。 【映像】小包が出火したDHLの倉庫 7月、イギリス中部バーミンガムにある物流大手・DHLの倉庫で小包が出火しました。消防隊などにより火は消し止められ、けが人はいませんでした。また、ドイツでも小包の中に隠された発火装置が原因とみられる火事が起きていました。 こうしたなか、ポーランドの検察は爆発物が入った小包を宅配業者を通じてイギリスなどに送った疑いで4人を拘束していて、同様の小包をアメリカやカナダに送るための予行演習だった可能性があると発表しました。また、イギリスのMI5（＝情報局保安部）の長官は10月、ロシアの関与を指摘しています。 「ロシアの情報機関が、イギリスやヨーロッパの町に混乱を引き起こす持続的な任務を遂行している」（MI5マッカラム長官） ドイツなどほかの西側諸国の捜査機関も、ロシアの関与を含めて調べを進めています。（ANNニュース）
ABEMA TIMES編集部
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