不登校の子どもを変えた「意外な場所」でのホームスクーリング(リホさん第3話)
学校へ行かないことを決心したリホさんは、母親の勧めで教会のホームスクーリングへ通うことになります。教会に集まった様々な国籍の人との出会いが、リホさんにもたらした変化とは? 【漫画】脱・不登校に効果あり? 大学生の家庭訪問サービス 漫画家のおがたちえさんが、不登校サバイバー親子を取材。臨床心理士の橋本紋加さんによる解説とともに、体験談を連載漫画でお届けします。(毎週水曜更新)
仲の良い友達もでき、日本語と英語で会話する日々に。友人たちとのコミュニケーションが、リホさんの「学びたい」という気持ちに火をつけます。
臨床心理士・橋本紋加先生のコメント
もっと日本の歴史を勉強したいという目標ができたリホさんですが、それは日々の生活や関係性の中で生まれたものです。よく「目標がないから行動できない」ということを言う人がいますが、行動しないと目標もできないのです。 なんでも自由に自分で決められるというのは楽なように思えますが、本当はとてもエネルギーがいることです。教会のホームスクーリングは、リホさんに安心感や良い刺激をたくさん与えてくれて、安心して自分で選択して行動できる状態になっていったのではないでしょうか。
おがたちえ(漫画家),橋本紋加(臨床心理士・公認心理師)