石田靖「バシャバシャ」に興奮 ── 大阪「淀川寛平マラソン」にぎやかに開催
ベテランお笑い芸人間寛平がホストを務める東日本大震災被災者支援チャリティイベント「淀川寛平マラソン」が1日、大阪府枚方市の淀川河川公園をスタート・ゴール地点とする淀川河川敷コースで開かれ、あいにくの雨模様にもかかわらず、多くの市民ランナーと200 人あまりのよしもと芸人ランナーが参加した。
走ることで震災被災者を応援できる
開会式の壇上に寛平とたむらけんじが登場。レースに参加する若手芸人らとともに、準備体操を模範指導。寛平は参加者に「寒いからケガせんといてな。元気に帰ってきてな」と呼びかけた。 午前9時、男女フルマラソンのランナーがスタート。寛平、たむらと、特別ゲストの西川きよしがスタート地点に立ち、ランナーたちを大声で「行ってらっしゃい」と送り出した。 この大会は寛平がホストを務めて2013 年から開催し、今年で3回目。東日本大震災被災者支援のためのチャリティ大会で、ランナーの大会参加料の一部が被災者支援事業に役立てられる。
女と男・和田ちゃん「ベストタイムが出ました」
ランナーたちが泥んこになりながら、次々とゴール。フルマラソンを完走した兵庫県川西市在住の43 歳男性は、3時間9 分台でシーズンベストを記録。「寒さは走り出すと、気にならなかった。往路は追い風だったけど、復路は向かい風で脚が止まった」と悔しそう。震災支援チャリティの趣旨に共感し、「震災を忘れてはいけない。走ることで被災者の応援につながれば」と話していた。 京都府の40代女子ランナーは3年連続出場。10 キロコース優勝、同4位ときて、今年はフルマラソンに挑み、見事女子の2位に食い込んだ。「寛平さんをランナーとして尊敬しています」とエールを贈っていた。 よしもと芸人、女と男・和田ちゃんはフルマラソン完走後、へたり込みながらも「ベストタイムが出ました」と満足気。「君の体型はフルマラソン向きではないと、あちこちで指摘されましたが、雨が降ったおかげで、体全体で給水できたので助かりました」と、天然給水効果を強調していた。
石田靖は「バシャバシャ」体験に興奮気味
石田靖は男女10 キロコースを走り切ってゴールイン。石田が「3年連続出場だけど、こんな悪天候は初めて。ぬかるみの中をバシャバシャ走る体験は、なかなかできへんからええ思い出になった」と、バシャバシャ体験に興奮気味だった。 よしもと芸人たちが交替しながらゴール前に陣取り、マイクでゴール風景を実況中継。「まだまだいける。これから友だちの引っ越しの手伝いをできるほど元気でっせ」などとラストスパートを後押しし、雨天にもかかわらずにぎやかな大会となった。 (文責・岡村雅之/関西ライター名鑑)