17日午後11時14分ごろ、愛媛県、高知県で最大震度6弱を観測する強い地震がありました。大分県内では佐伯市と津久見市で震度5弱を観測しています。この影響で大分市内で女性2人が病院に搬送されたほか、津久見市内にある農道の一部が崩落したということです。 気象庁によりますと、震源地は豊後水道で、震源の深さは39km、地震の規模を示すマグニチュードは6.6と推定されます。この地震による津波の心配はありません。 市などによりますと、佐伯市と津久見市内ではこれまでのところ、けが人の情報は入っていないということです。 津久見市内では農道の一部が崩落しました。小規模程度ということです。また浄水池ににごりがみつかりましたが、現時点では水道水供給に影響はありません。 消防によりますと、震度4を観測した大分市内で70代女性がベッドから落ちてけがをしたほか、40代女性が体調不良を訴え、病院に搬送されました。いずれも命に別状はないということです。 この地震の影響で、JR日豊本線の別府駅と大神駅の間の上下線で運転を見合わせています。 警察によりますと、大分県内の高速道路は今のところ、被害の情報は入っていないということです。