【弥彦文化会館の爆発事故】大部分が”黒塗り”・・・事故原因の情報公開、遺族が村に求める【新潟】
作業員1人が死亡した弥彦総合文化会館の爆発事故をめぐり、遺族が弥彦村に対して事故原因に関する情報を公開するよう申し入れました。 【動画】【弥彦文化会館の爆発事故】大部分が”黒塗り”・・・事故原因の情報公開、遺族が村に求める【新潟】 6月の爆発事故では、床下の配管周辺で爆発が起き、作業をしていた富樫健太郎さん(35)が多発外傷で死亡、3人が重軽傷を負いました。村は、工事の元請け業者を9月27日から1カ月の指名停止処分としましたが、事故原因は現在も捜査中です。 富樫さんの遺族は9月、指名停止処分にあたって実施したヒアリング記録などの情報公開を村に請求。しかし、10月開示された記録は、大部分が【黒塗り】になっていました。遺族は18日、これについて説明を求めましたが、村は「事実認定にかかる情報があり、捜査機関が裏付けをしている最中」として、捜査への支障を理由に公開できないと答えました。 ■富樫さんの母 「毎日、仏壇の写真に語り掛けて『何で死んだんだ』って、それしか今言えなくて…早く原因を教えていただきたい、ただそれだけです。」 遺族は、元請けなど2社に対し、損害賠償を請求しています。