4試合連続で“1分だけ”の出場 インテルで217分しか出番なきMFの未来は
インテル生活は残り4か月なのか
12月のラツィオ戦、レッチェ戦、ジェノア戦、そして今月4日に行われたユヴェントス戦と、4試合続けて『1分間しか出場しなかった』選手がインテルにいる。 MFデイヴィ・クラーセンだ。4試合連続で試合終盤に投入されたクラーセンは、それぞれ1分ずつだけプレイしてゲームを終えている。その存在感はかなり薄いものとなっていて、昨夏の加入より僅か217分間しかプレイしていない。 アヤックスで300試合以上をこなしてきたクラーセンは、オランダ代表でも長くプレイしてきた実力者ではある。アヤックスでは通算93ゴール50アシストと見事な記録を残しており、得点に関与できるMFだ。 しかし、今のインテルはハカン・チャルハノール、ニコロ・バレッラ、ヘンリク・ムヒタリアン、ダヴィデ・フラッテシら万能肌な実力者たちが中盤に揃っている。さらに最近はナポリMFピオトル・ジエリンスキの獲得にも関心を示しており、ジエリンスキまで加わればクラーセンの出る幕はない。 元よりクラーセンとインテルの契約は今季限りとなっているが、伊『Calciomercato』はクラーセンにとってインテルで過ごす最後の4か月になると見ている。クラーセンとしても、ここまで出番が少なければ移籍するしかないだろう。現在のインテルは世界トップクラスの中盤を備えており、そこに割って入るのは簡単ではない。
構成/ザ・ワールド編集部