「当事者の声聞いて」患者団体要望 4病院再編 精神医療センター〈宮城〉
仙台放送
宮城県が主導する4病院の再編をめぐり、県立精神医療センターの名取市内での建て替えについて患者団体などが当事者の声を反映した議論を県に求めました。 12月18日は精神医療センターに通う患者などで作る2つの団体が県に要望書を提出しました。 精神医療センターは、東北労災病院と併設し富谷市に移転する計画でしたが11月、県が名取市内での建て替えに方針を転換しました。 患者団体などは当初から名取市内での建て替えを求めていましたが、方針が二転三転し大きな精神的苦痛を受けたとしています。そのうえで、今後の議論には当事者など現場の声を反映させるよう求めています。 県保健福祉部 大森秀和副部長 「要望内容を踏まえて、どういう形で病院を作り上げていくか、しっかり検討してまいりたい」 2・23みやぎユーザーズアクション実行委員会 川村有紀共同代表 「当事者や病院関係者、現場をよく知るスタッフの声を継続的に聞きながら進めてほしい」
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