「鉄の意志でやってほしい」ソフトバンク小久保監督、新入団会見でルーキーにエール
◆ソフトバンク新入団会見(9日、ボス イーゾ フクオカ) 真新しいユニホームに身を包んだ新人とガッチリと握手を交わした。小久保監督は将来を担う原石を頼もしそうに見つめ、マイクを握った。「小さな成功体験を大きな成功体験につなげて、この世界でやっていけるというものを見つけてほしい」とエールを送った。 ■元タレント夫人と腕組みハニカミ2ショット【和田毅秘蔵写真】 壇上で長所や目標を披露する姿には、約30年前にプロの門をたたいた自身の成功体験を重ね合わせた。「長打力が売り物でこの世界に入り、(キャンプの)初日のフリー打撃で飛距離だけは勝負できると確信したのを覚えている。武器があってこの世界に入ってきている。一つの武器を磨き続けることだけは忘れないでほしい」と助言した。 就任1年目の今季もルーキーの岩井俊介、澤柳亮太郎、大山凌が初勝利を挙げるなどリーグ優勝に貢献した。支配下は高校生3人、大学生3人と将来性、即戦力とバランス型。「みんな希望を持って、周りから期待されて入ってくる。どこまで自分を信じ切れるかが勝負。今日の思いを最後まで持ち続けた選手が成功すると思うので、鉄の意志でやってほしい」と期待を込めた。(小畑大悟) 【#OTTOソフトバンク情報】
西日本新聞社