岩井千怜、山下美夢有、佐久間朱莉が首位で並ぶ! 「RKB×三井松島レディス」2日目をプロがレポート
最後に最終組の2組前から4アンダーでスタートした山下選手は、風に翻弄され昨日よりも距離感を合わせることに苦労していました。それでも4番パー5、5番パー4を連続バーディとし折り返すと、打ち上げの13番パー4でバーディを奪います。最終18番もバーディを狙いますがパーで終え3名が同スコアで並び最終日を迎えます。 大混戦の展開でしたが、強い風が吹く中での硬く速いグリーンへの対応が上位進出のカギになったように思います。2打目が打ち上げの左足上がりや、打ち下ろしで左足下がりになるケースが多いホールロケーションでは、距離感と方向性を合わせることが難しくなるだけでなく、硬く速いグリーンでバーディチャンスにつけるには相応の技術が求められていました。 その中で首位タイで終えた3名の内、山下、岩井千怜の2名はノーボギー、佐久間選手は1ボギーと、ショット力だけでなく厳しいパーパットを耐えしのぎながら集中力を切らさずにスコアを伸ばしていた姿が印象的でした。 悪天候が予想される最終日は6時30分から第1組はスタートし、最終組は8時スタートとなりました。予報では朝の内は弱い雨から15時に向けて強くなるようです。コースコンディション次第でスタートが遅れるとプレーオフだけになる可能性もあるでしょう。一体どんな結末が待っているのか、明日も現地からレポートをお届けします。 写真/岡沢裕行
プロゴルファー・中村修
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