広島・新井貴浩監督、打倒Gに燃える「広島魂といいますか、中央に負けないぞという気持ち」
広島・新井貴浩監督(47)が22日、広島・呉市内の「ネッツトヨタ広島 呉店」で広島FM放送の公開収録にゲスト出演し、中川真由美アナウンサーと約1時間のトークを展開した。「新井監督が洗いざらいしゃべってしまう質問 10本ノック」のコーナーでは「来シーズン特に警戒する球団は?」の質問が飛ぶと打倒巨人への闘志を燃やした。 「負けられない。楽しみですよね、逆にね。広島魂といいますか、中央に負けないぞ、という気持ち」 今季のセ・リーグ王者の巨人はオフに甲斐拓也(ソフトバンク)、ライデル・マルティネス(中日)、田中将大(楽天)の獲得を相次いで発表した。エースの菅野智之が大リーグ・オリオールズに移籍したが、補って余りある補強で連覇を狙う。 特にゴールデングラブ賞7度の名捕手、甲斐はブロッキングと「甲斐キャノン」と呼ばれるスローイングが武器でカープの代名詞である「機動力野球」が封じられる可能性がある。来季就任3年目を迎える指揮官は「来年はもしかしたら、(走者を)動かさないかもしれない。行くぞ、行くぞと見せかけて行きませんとかね」と、裏の裏作戦を示唆した。 「どこ(の球団)も走るのは難しい。だから新しく入った外国人には期待している」 オフにはメジャー通算21発のモンテロ(ロッキーズ3A)とマイナー通算104発のファビアン(レンジャーズ3A)を補強した。今季は9月に大失速し4位。作戦の見直しと戦力刷新で圧倒的戦力を誇るGをやっつける!!