渋野日向子は粘りのゴルフでイーブンパー70「集中して最後までできた」米女子ゴルフ
◇米女子ゴルフツアー アニカ・ゲインブリッジ・ペリカン第1日(2024年11月14日 米フロリダ州ペリカンGC=6349ヤード、パー70) 第1ラウンドが行われたが、日没となり6人が競技を終えられなかった。渋野日向子(25=サントリー)は70で回り、イーブンパーの暫定50位で滑り出しとなった。大会はチャーリー・ハル(28=英国)ら2選手が64をマークし、6アンダーの暫定首位に並んだ。 最終18番で4メートルのパーパットを沈めきり、渋野は笑顔で第1ラウンドを終えた。5バーディー、5ボギーの70という粘りの内容。「ボギーも多かったけど、その分バーディーも取り返せて良かったなと思う。集中して最後までできた」と振り返った。 1番パー4で第2打をピン左前1・5メートルにつけてバーディーを発進。6番で第2打がグリーン左前バンカーにつかまりボギーを叩くも、続くパー5の7番では3メートルのバーディーパットをねじ込んでバウンスバックした。中盤10、11、13番とボギーが続き、一時は2オーバーまで後退。それでも15番で5メートルを沈めきり、17番パー4では第2打をベタピンに寄せる一打でイーブンパーまで戻した。 現在、ポイントランクで62位につける25歳。今週で同60位までに入らなければ、今季最終戦のCMEツアー選手権に進めない。そのためには、今大会での上位浮上を期すのみ。「今からしっかり休んで、練習をして、明日もっといいゴルフができるように準備したいと思う」と力を込めた。