テニスの中国オープンは３０日、北京で女子シングルス３回戦を行い、元世界ランキング１位の大坂なおみが４回戦に駒を進めた（２０２４年　ロイター/Tingshu Wang）

［３０日　ロイター］ - テニスの中国オープンは３０日、北京で女子シングルス３回戦を行い、元世界ランキング１位の大坂なおみがケーティ・ボリネツ（米国）を下して４回戦に駒を進めた。 大坂は第１セットを６─３で取ると、第２セットも６─２で制してストレート勝ち。ファーストサーブの成功率は５６％にとどまったが、同ポイント獲得率は８２．１％を記録し、サービスエースは５本を数えた。ブレークポイントは１度も与えなかった。 ４回戦で第４シードのコリ・ガウフ（米国）と対戦する大坂は「自分にとって本当に素晴らしいチャレンジになる。彼女は今年、本当にいいプレーをしてきた。試合が楽しみだし、観客もわくわくしている」と述べた。 第１シードでベラルーシ出身のアリーナ・サバレンカはアシュリン・クルーガー（米国）にストレート勝ちして連勝を１４試合に伸ばした。あと１勝すれば２０２０年から２１年にかけて記録した自身のキャリア最多１５連勝に並ぶ。 上位勢ではそのほか、第３シードのジャスミン・パオリーニ（イタリア）がストレート負けで敗退したが、鄭欽文（中国）はストレート勝利で勝ち上がった。 また同日行われたダブルス２回戦では、加藤未唯、ナディア・キチェノク（ウクライナ）組がソフィア・ケニン、ベサニー・マテックサンズ（ともに米国）組に敗れた。