埼玉県にある深谷爬虫（はちゅう）類館で人気だというワニが今、ある“深刻な問題”を抱えているといいます。 深谷爬虫類館・館長 「メガネカイマンというワニが特に太ってきてしまいました」 以前のワニの写真と比べてみると、そんなに大きな変化は見られませんが、よく見ると、おなかの周りがふっくらしている感じが…。施設によると、気づいたのは約1週間前。首の周りや、おなかの周りが一回り大きくなっていたといいます。 一体、何があったのでしょうか。 今月10日、施設はSNSに「ワニが太ってきたので、しばらくの間ワニの餌やりショーは週一回のみとさせて頂きます」と投稿しました。これまでは週に5日、来館者が有料でワニに餌をあげる体験ができたということです。 深谷爬虫類館・館長 「そんなにたくさん注文は入らないだろうと思っていたら、だんだんと太ってきてしまいました」 予想を超える反響に、週にニジマスなどの魚2匹程度で十分だというワニに、倍以上の餌を与えていたといいます。 さらに原因の1つだというのが、じっとしていることが多いこと。そのため、なかなかやせないといいます。 深谷爬虫類館・館長 「あんまり太すぎると陸地にあがりづらく、からだの内臓に負担かかって病気に」 現在、餌やり体験を週に1回にしていますが、様子をみながら回数を増やしたいということです。