ハリス氏、米大統領選へ世界一にあやかる…「ずっとドジャースを応援していたわ」とロバーツ監督に話すも
米大統領選が5日に迫る中、民主党候補のカマラ・ハリス副大統領(60)が1日(日本時間2日)、ワールドシリーズで優勝したドジャースのデーブ・ロバーツ監督(52)に電話をかけた模様を自身のXで公開した。 共和党候補のドナルド・トランプ前大統領(78)と激戦を繰り広げているだけに、ド軍の世界一の勢いに乗らずにはいられなかった。公開された映像では、ハリス氏が「こちらハリスよ」と電話すると、ロバーツ監督は「ああ、なんてことだ! 副大統領だ!」と驚いた様子。カリフォルニア州出身のハリス氏は「チームとあなたのリーダーシップ、そしてあの素晴らしい勝利をとても誇りに思っています」と地元球団の優勝を祝福した。 多忙のハリス氏は、優勝の瞬間を生で見ることはできなかったという。ロバーツ監督が電話越しに「少なくとも西海岸への忠義を残してほしい」と望むと、ハリス氏は「約束するわ」と繰り返し、「私はずっとドジャースを応援していたわ」と続けた。 ただ、ハリス氏は同じカリフォルニア州のサンフランシスコ・ジャイアンツファンを過去に公言。Xでは15年にジャイアンツのマスコットキャラクター「ルー・シール」と勝利を祝う写真を、21年にはジャイアンツのユニホームを着た写真を、それぞれ投稿している。 また、電話はサプライズを装っていたが、ハリス夫妻、ロバーツ夫妻はともに第三者が準備の上で撮影しているように見える。優勝を利用した選挙活動にも受け取れ、投稿のコメント欄には「演出的だ」などの批判も多数集まっている。 映像では、最後にロバーツ監督が「選挙日の幸運を願う」とメッセージを送った。果たしてハリス氏はド軍にあやかり、トランプ氏との“シリーズ”を制することができるのか。
報知新聞社