力投する前田健太（ＡＰ）

◆米大リーグ　タイガース１―５ホワイトソックス（２２日、米ミシガン州デトロイト＝コメリカパーク） 　タイガース・前田健太投手（３６）が２２日（日本時間２３日）、本拠地・ホワイトソックス戦に先発したが、５回途中で９２球を投げ、８安打３失点、５奪三振で４敗目（２勝）を喫した。防御率は６・００となり、５試合連続で勝ち星なしとなった。 　中５日の登板となった初回は３者凡退に抑える好発進。２回は１死から左前安打、３回は２死から四球で走者を出したが、後続を抑えて本塁を踏ませることはなかった。 　だが、両軍無得点の４回に、先頭のロベルトに二塁打を許すと、２死三塁でデヨングに中前適時打を浴びて先取点を献上。続くリーにも右前安打を許すと、ロペスに適時二塁打を浴びて追加点を奪われ、リードを２点に広げられた。５回は２安打を浴びて２死一、三塁となったところで降板。マウンドを託したベストが適時打を浴びて失点は「３」となった。 　１６年からメジャーでプレーする前田は、今季がメジャー９年目。今季は３球団目となるタイガースに２年総額２４００万ドル（約３５億５０００万円）の契約で入団したが、ここまで１３登板で５回未満のマウンドが７試合。登板試合のチーム成績は５勝８敗と結果を残していない苦しいピッチングが続いている。