住宅地や高校付近でサル目撃 青森県弘前市
青森県弘前市の住宅地や弘前中央高校付近で2日、サルの目撃が相次いだ。今のところ、人的被害や農作物被害などは確認されていない。 市農村整備課によると、同日午前10時ごろ、青山1丁目の市営住宅敷地内で、付近にいた人がサル1頭を目撃。弘前署に通報した。 午後2時ごろには弘前八幡宮(八幡町)付近でも確認された。午後4時半には弘前中央高(蔵主町)近くの水路に設置されている金網の上を歩いているのを近くにいた人が目撃した。 通報を受けて同課職員と同署員が現場に駆けつけ、網による捕獲を試みたが既にサルは姿を消していた。 同課によると、サルは体長50センチほどの成獣。市や同署は周辺住民に注意を呼びかけている。 同市では今年8月から9月にかけて大清水、南大町、堅田地区などでもサル1頭が出没。同月11日、民家に逃げ込んだところを捕獲している。12月に市内で出没するのは珍しいという。